はじめて子犬をお迎えした飼い主さんには、お世話に関する悩みがつきませんよね。特にシャンプーは、
- いつ始めたら良いのか
- ワクチン前でも洗って良いのか
- 洗う頻度はどのくらいか
- どうやって洗うのか
- シャンプーに必要な道具は?
など疑問が多いですよね。
理想はワクチン後のシャンプーであることは、お迎え時にペットショップなどで教えてもらっていると思います。しかし、子犬はトイレの失敗や、ご飯のときなど意外と汚れます。
汚れたまま放っておくのも、なんだかわいそうというその気持ち、よくわかります!なぜなら、スイカ宅のペキニーズは、お迎えの車の中で、キャリーケースのなかで大きい方をしてしまったので…。
洗っていいか、とか以前に、洗うしかなかったのです。緊急で、ペットショップで教えてもらったやり方、もうろ覚えの状態でした。もちろん、わんこもわたしも涙目な結果でした…。
こちらのブログを御覧の皆様には、そんなつらい思いをさせたくありません。そこでこのブログでは、
- 子犬はワクチン前でも洗って良いのか
- 子犬をシャンプーして良い頻度について
- 子犬のシャンプーのやり方
- 子犬のシャンプーにあると便利な道具
についてご紹介していきます!
子犬のシャンプーはワクチン前に始めてもいいの?
子犬にシャンプーをしたいとき、一番飼い主さんが気になるのは「ワクチン前でも大丈夫なのか」という点ではないでしょうか。
おうちでシャンプーされるのであればワクチンの必要はありません。
おうちに慣れて体調が落ち着いてからしてください。
らいおん動物病院さんより引用
ワクチン前でも、
- お家でシャンプーする
- お迎えしたお家に慣れている
- 子犬の体調も落ち着いている
- 動物用のシャンプー剤を使用する
上記の条件なら、シャンプーしても大丈夫なようですね。
決してスイカのように、飼い主にも家にも慣れていない状態でいきなりシャンプーしてはいけません…(涙目)
(だって、不可抗力だったんだもの…)
子犬のシャンプーの頻度は?
月齢に関係なく、犬のシャンプー頻度は、一般に2週間に1回程度と言われています。
10日〜2週間に1回、自宅シャンプーをお勧めしています。
LIONPETライオン商事株式会社より
子犬は個体によって、汚れやすさや肌のデリケートさも違ってきます。スイカ宅のペキニーズは、冬は月に一回、夏は月に二回の頻度を目安にしています。
洗い過ぎは、肌を痛めることになるので、あまり頻繁には洗わないほうが良さそうです。
子犬のシャンプー以外に汚れを取る方法
子犬のシャンプー以外にも、
- 固く絞ったタオルで拭く
- こまめにブラッシングする
- シャンプーシートを使う
- ドライシャンプーを使う
- 部分洗いできる泡スプレーシャンプーを使う
など、子犬の汚れを取る方法はあります。
シャンプー頻度の間にも、子犬はトイレの失敗やご飯の食べ方で汚れるので上記の方法はおすすめです。
シャンプーシートのおすすめ
一般的な犬用のシートよりも、大判で液剤もたっぷり染み込んでいるので拭きやすいです。
スイカ宅のペキニーズには、毎日ブラッシング前に使っています。耳や口周りもふけるので、便利です。
ドライシャンプーのおすすめ
ガーゼタオルなどにだして、きれいにしたい部分を拭き取るタイプです。
犬がなめても安心なつくりで、部分シャンプーするほどでない汚れのときにおすすめです。
スイカ宅では、おしっこを失敗したときや、なぜかトイレでくつろいで汚れていたときなどに使っていました。
(子犬って、なぜかトイレトレーの上でくつろぎますよね…)
部分洗いシャンプーのおすすめ
足だけなど、一部分だけ洗いたいときに便利なシャンプーです。
こちらは、洗いたい部分を水に濡らして使用し、すすぎもするタイプです。
ドライシャンプーよりも、きちんと部分洗いしたいときにおすすめです。スイカ宅では、ペキニーズ姫様がうんちを踏んでしまったときなどに使用していました。
(今でも時々うんちを踏んでしまうスイカ宅の姫様です…)
子犬のシャンプーは洗面台でも大丈夫?
洗面台での子犬のシャンプーは、「やってもいいけれど、おすすめではない」です。
インスタなどで、洗面台で可愛らしくシャンプーされる子犬を見かけますよね。スイカも真似したことがあるのですが、感想は以下の通りです。
- 高い位置にあるので、落下事故が怖い
- 「ブルブル」攻撃で脱衣所全体が被害にあう
- 「ブルブル」攻撃で飼い主の被害甚大
- ドライヤーのとき毛が脱衣所全体にちらかって掃除が大変だった
- 排水口に毛が詰まって大変だった
このように、飼い主へのダメージが甚大なのと、脱衣所全体の掃除が面倒でした。
子犬のシャンプーのやり方
子犬はまだ体力がないので、シャンプーはなるべく手早く済ませたいものです。シャンプーのやり方手順についてまとめました。
シャンプーに必要な道具を揃えておく
子犬のシャンプーは、最初に道具準備しておくと手早く済ますことができます。
子犬のシャンプーに必要な道具
- ブラシ
- シャンプー・コンディショナー
- 洗面器
- 泡立てスポンジ
- シャンプー用浴槽(あれば)
- バスタオル
- ドライヤー
使用する順番に並べておくと、便利です。
シャンプー前にブラッシングする
子犬のシャンプーをする前に、ブラッシングをしておきましょう。
ブラッシングしておくことで
- 毛の絡まりの防ぐ
- 汚れを浮かして落としやすくなる
といった効果があります。
35度くらいのお湯で先洗いする
子犬のお肌はデリケートなので、シャンプーで使用するお湯は35度程度までのぬるま湯になります。
- お湯で洗う目安は5分
- シャワーヘッドをガーゼなどでくるむと音が軽減されて怖がりにくい
- あれば犬用の浴槽でお湯を張って入れてあげると気持ちよさそうにする
シャワーの音を怖がるので、できれば上記の工夫をしてあげてください。
泡立てた犬用シャンプー剤で洗う
- シャンプー剤は泡立てて使用する
- 皮膚はこすらないように優しく洗う
- すすぎは被毛から泡が出なくなるまで
- すすぎ時間の目安は5分
- すすぐお湯は35度程度
シャンプー剤を、お風呂桶に出し、水で薄めてスポンジなどで泡立てます。
目や鼻、耳にシャンプー剤が入らないように気をつけて洗います。
薄めたコンディショナーを全身にかける
- コンディショナーは商品の指定の量のぬるま湯で薄める
- 目や鼻をさけ、体全体にかけてなじませる
コンディショナーをかけ終わったら、35度程度のお湯で被毛から泡が出なくなり、ぬめり感がなくなるまでよくすすぎます。
こちらも、5分程度が目安です。
タオルで優しく水分を拭き取る
子犬の肌は薄く、デリケートなのでタオルでふく時は、ごしごしこすらず水分をとるように優しくします。
しっかりとタオルドライすることで、ドライヤー時間が短くなるので複数のタオルを用意するのがおすすめです。
ドライヤーで熱くないように乾かす
子犬のシャンプーで、一番大変なのがドライヤーです。スイカもコレが苦手です。
子犬が熱くないように、30センチほど離してドライヤーを使います。冷風を使うのもいいです。
ドライヤーも、音を怖がるので弱風から試すといいでしょう。
しかし、弱風で30センチも離してはなかなか乾いてくれません…なので、1つ前のタオルドライが重要なのです。
(子犬のシャンプー参照:ひまわり動物病院)
シャンプー後はブラッシングする
シャンプー後の毛は、絡んでいることが多いのでブラッシングします。
生乾きのままブラッシングすると、皮膚トラブルのもとになるので、完全に乾いてから行ってください。シャンプーで流しきれなかった毛がとれて、スッキリします。
ちなみに、スイカが毎日のブラッシングで実際に使っているブラシはこちらです↓
子犬のシャンプーがぐっと楽になる!便利なおすすめアイテム
はじめて子犬を迎えた飼い主さんにとって、子犬のシャンプーは大仕事です。
そこで、スイカが使っているあると子犬のシャンプーが楽になる便利アイテムをご紹介します!
犬用の浴槽
小型犬なら、「ブルブル攻撃」を回避できる犬用の浴槽です。
わりと高さがあるので、「ここは嫌!逃げたい!」という子犬の逃亡も防ぐことができます。
そしてなにより、お湯をはった状態で最初の湯洗いをしてあげると、「ほわ~ん」という顔でリラックスしてくれます。(めちゃめちゃ可愛いですよ!)
プラスチック製の湯船は、固くて危なくないか不安、という方には、こういったゴムっぽいソフトタイプもありますよ。折りたたみもできるので、収納にも困りません。
スイカも次は、コレが良いな…(小声)
吸水タオル
子犬のシャンプーで最難関とも言える「ドライヤー」。
吸水タオルは、飼主も子犬も泣きそうになるその時間を、極力短くするためにとても便利なアイテムです。
2~3枚用意して使用すると、スイカ宅ではドライヤー時間は10分弱で済みます!
(びしゃびしゃ状態からドライヤーすると、小一時間はかかります…)
低音温風機能があるドライヤー
スイカ宅のドライヤーは、とても古かったので、お迎え日のうんち汚れシャンプーの時(去年の夏)は、本当に泣きそうになりました。ドライヤーが古くて、熱風しか出ず、姫様が嫌がって悲しい声で泣くので…
その日のうちに、こちらをポチりました。
スカルプモードなどは、60度程度の「ぬるめの温風」が出るのでドライヤーのときに「子犬が暑いかも、苦しいのかも」という心配が減りました!
もちろん、人間の髪にもおすすめです。古いドライヤーとは違って、乾いた髪に潤いを感じます!
子犬のシャンプーのあとはおもちゃやおやつでご機嫌をとる
子犬にとって、シャンプーは怖いもの・嫌なものなのでアフターケアが必要です。
処置と同時か処置後すぐにおやつやその子の好きなものを使い、良い記憶と紐づけます。
子犬シャンプーのポイントは時間をかけないこと、嫌な記憶にしないこと、犬と人の違いに気付くことです。
ペットの予防クリニック文京区大塚院
とあるように、子犬のシャンプーが終わったらすぐにおもちゃやおやつでご機嫌を取るのが大切です!
スイカ宅では、新しいおもちゃをあげてシャンプーしたことを忘れてもらう作戦をとっていました。(1歳になった今ではおやつもあげないと納得してくれません。)
こういったアフターフォローがないと、次回以降のシャンプーがより難しくなっていきますのでご注意ください!
子犬のシャンプーは手早くすませてアフターフォローも忘れずに!
子犬のシャンプーのまとめ
- ワクチン前でもおうちシャンプーなら大丈夫
- シャンプーの頻度は2週間に一度程度
- シャンプーは手早く済むように段取りしておく
- 便利なシャンプーアイテムも活用する
- シャンプー後はおやつなどでアフターフォローする
以上が子犬のシャンプーでチェックしておきたいポイントです。お迎えした子犬に、快適に過ごしてもらうためにも、おうちシャンプーを頑張りましょう!
どうしても無理なら、動物病院で洗ってくれるところもありますので、かかりつけの病院に相談してみてくださいね。
この記事がお役に立つと幸いです。最後までご覧頂きありがとうございました!
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