2022年11月に愛犬・ペキニーズの「姫さま」のイボとコブの除去手術をしました。
手術するまで、かなり迷い、
手術してからも不安でいっぱいだった体験談や、手術費用、術後の様子などについて
まとめました。
他に同じような問題で悩んでいる飼い主さんの、お役に立てれば幸いです。
イボの出現は2022年3月ごろ
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姫さまのイボを見つけたのは、2022年の3月ごろでした。
鼻の上の皺を拭いているときに、ポチッと小さなイボがあったのです。
黒い、黒子のような小さなイボ。
気になってすぐに病院で診てもらいましたが、
そのときは「経過観察で大丈夫」とのことでした。
2022年8月右前足にコブを見つける
鼻の上のイボが、少しずつ大きくなっているような気がして
ヒヤヒヤと毎日を過ごしていたら、今度は右前足に硬いしこりのようなこぶを見つけました。
今度もすぐに病院に行き、1週間の経過観察になりました。
1週間のうちに、少し大きくなっていることがわかったので
針を刺して、組織検査をしました。
検査結果は、良性で、これ以上大きくなって
歩行に支障が出ないなら、このままで大丈夫という診断でした。
2022年9月 鼻のイボが大きくなり 前足のコブを気にして噛む
9月になると、いよいよ鼻のイボがこれまでよりさらに大きくなり、
前足のコブは、気持ち悪いのか痒いのか?しきりに噛んで赤くなってしまいました。
心配でたまらなくなり、病院で診察を受けると、手術で除去することになりました。
麻酔をかけても大丈夫な状態なのかを血液検査し、手術日程を決めました。
2022年10月 術前検査と手術
手術中は麻酔をかけるので、腎機能などのチェックのために
術前に血液検査をします。
血液検査の結果はマルで、無事に手術を受けられるとのこと。
1週間後、手術の日に姫さまを病院に預け、夕方に迎えに行きました。
手術の報告を受け、わかったことは
- 鼻の横のイボ→予想より根が深く、大きめの切除になった。
- 右前足のコブ→真下に太い血管があった。足を曲げるとコブが血管を圧迫していた可能性あり。
ということでした。
右前足のコブをやたらと噛んでいたのは、血管が圧迫されて違和感があったのかもしれません。
不安でしたが、コブは取ってよかったとホッとしました。
イボとコブは細胞診に回すそうで、その結果はまた後日知らされます。
2022年10月 術後はとても辛そう
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「イボを取るだけなので、日帰りできますし、心配ありませんよ。」
と何度も先生に言っていただき、手術を決めたのですが、術後の姫は
とても辛そうで見ていられませんでした。
帰宅|術後すぐの様子
ずっとゼイゼイと全身で息をして、苦しそうだし
私のそばを離れたがりません。
水も飲みません。
鼻からは血が混ざった鼻水が絶えず出ています。
尋常でない様子に、時間外でしたが病院へ行き
診ていただくと、痛みが強いようだとのこと。
通常の手術より深めに切ったので、痛みも強いようで、追加で痛み止めを打ってもらいました。
血の混ざった鼻水は、鼻よこを切除した時の血液だろうとの診断で、
そこまで不安に思わなくて大丈夫だと言われました。
術後2日目|まだ辛そうに呼吸している
姫も私も、夫も、眠れない夜を過ごし、術後2日目になりました。
ずっとハァハァは全身で呼吸をし、キュンキュンと苦しそうに鳴いています。
昨日からずっと水も飲まず、おしっこもしません。
病院から出してもらった痛み止めのお薬は飲んでくれましたが、
痛みが引いた様子がなかったので、また病院で追加の痛み止めを打ってもらいました。
夕方ごろ、やっと呼吸が少し穏やかになり、キュンキュンの回数も減りました。
体が楽になったからなのか、おしっこも出て一安心です。
術後3日目|やっと呼吸が通常に戻る
術後三日目、やっと呼吸が通常に戻りました。
お水は少しずつですが、飲んでくれるようになりました。
甘えてべったりだったのが、いつものツンデレに戻り
少し私から離れても平気になってきたのが嬉しかったです。
術後5日目|やっとうんちも出る
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痛みが引いた様子から、ほっとしたのも束の間。
今度はうんちが出ないのが心配でした。
Twitterの皆さんに教えていただいた方法で、お腹をマッサージして
ついにうんちが出た時は感激しました。
本人もスッキリしたのか、その後は通常の姫と変わらない様子で
おもちゃで遊んだり、夫にガウガウしたりと本調子が戻ってきました。
2022年10月末|抜糸
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姫はすっかり元気になり、いよいよ抜糸です。
前足の抜糸はスムーズに済んだのですが、問題は鼻の横。
姫はペキニーズという犬種で鼻ぺちゃなので、
鼻の横は大きなお目目があります。ただでさえ、抜糸しにくい場所なのに
姫が怖がって動くので、軽めの麻酔をかけて寝てから抜糸することになりました。
予定外の麻酔だったので、もし帰宅後に具合が悪くなったら
すぐに病院に来るように言われましたが、すやすやと寝るだけで
姫は元気そうでした。よかった。
イボとコブの切除手術にかかった費用まとめ
検査から、手術、術後のケアまでの費用をまとめると、50%の保険適用で総額71,000円でした。
保険がないと単純に倍額なので、保険って大事だなと改めて思いました。
入れるうちに、入っておいた方が良いですよ!保険!
(ちなみに、保険なしだと手術費用だけで7万円でした。)
細胞診の結果も異常なし!
手術で取り除いたイボとコブの検査結果は、良性でした。
なぜできたしまったのか、原因はわからないとのことですが、
悪性ではなかったのでとりあえずはホッとしました。
イボ・コブの切除でも術後辛いパターンもあります
通常は、イボやコブの切除は、術後の経過は軽く済むものが多いと
獣医さんは話しておられました。
しかし、姫のように切ってみると芯が深く、多めに切除しないといけないような
場合は、術後の痛みが強く、ホームケアでは難しい点があると感じました。
姫の例は特殊かもしれませんが、こんなパターンもあるので
お気をつけて!との思いで今回記事にまとめました。
皆様の大事なペットさんが健やかで過ごせますように。
ご覧いただきありがとうございました。
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