前回、粘土は楽しいよって記事を書きました。↓
今回は、作ってみてわかった石塑粘土で作品を作るコツ?のようなものをまとめました。
石塑粘土ってどんなもんかな、と興味のある方のご参考になれば幸いです。
石塑粘土とは?
石塑粘土(せきそねんど)は、石の粉からできた粘土です。
乾燥後はヤスリや彫刻刀で削って仕上げることができます。
石の粉が原料なので、石粉粘土(せきふんねんど)と言われることもあります。
乾いた後に、粘土を継ぎ足したり、
削ったりできるので形をつくるのが苦手、と言う人や
私のように初心者の方に作りやすい粘土だと思います。
ヤスリで整えた後、
色を塗るのも楽しいよ!
石塑粘土はダイソーなど、100均でも「石粉粘土」で売ってますよ!
スイカはいろいろ調べて、初心者向きで扱いやすく、
乾くと軽くて強度もあるパジコのラドールプレミックスを使っています。
一つ買うと、かなりたくさんの作品を作れるので、
粘土遊びはコスパが良いと思います!
楽しいしね!
石塑粘土でのペキニーズマグネットの作り方
顔の土台を形作る
石塑粘土を適量取り出し、手で捏ねて柔らかくします。
扱いやすい柔らかさになったら、顔の土台となる半円を作ります。
で、しばらく放置します。
え?鼻とか耳とか付けないの?
まだ付けません。
土台を作ってすぐは、粘土がとても柔らかく、
持っただけで凹んでしまいます。
なので、ある程度放っておいて、少し固まってから耳などの他のパーツをつけた方が良いです。
残りの粘土はラップで包んで保存容器へ
使わない分の粘度は、放っておくとカピカピになって使えなくなってしまいます。
ラップに包んで、保存容器に入れておきましょう。
保存容器には、濡らしたキッチンペーパーを入れるとさらに保存性が高まります。
耳・鼻などのパーツを土台につける
目と耳とたふたふがつきました。
左上三つはマグネット。右下三つはブローチになります。
パーツをつけるときは、水をつけた筆でこしゅこしゅして
接着する部分の粘土を少し溶かしてからくっつけると、綺麗に接着できます。
接着部分に爪楊枝などで小さな傷をつけておくと、さらに強く接着できるのでおすすめです。
大きな傷や凹みなどを見つけたら、この時に
濡らした指や筆、ヘラなどで整えておくと後が楽です。
乾燥後でも整えられますが、大きい傷などは割と大変なので
なるべくこの時に綺麗に仕上げておくと良いですよ。
3〜7日ほど、しっかり乾燥させる
作品の大きさによりますが、三日ほど乾燥させます。
(裏面も乾燥できているか確認してから、次の工程に進みます。)
大きな作品の場合は、1週間乾燥する人もいるようです。
ヤスリやデザインカッターで形を整える
乾燥させたら、紙やすりやカッターで表面をなめらかに仕上げます。
紙やすりもデザインカッターも、100均で買いました!
紙やすりは小さく切って、たたんだり曲げたりして使うと、小さな作品にも綺麗にヤスリがかけられます。
かなり粉が舞うので、私は洗面台に立ってこの工程をやりました。
アクリル絵の具で色をつけ、ニスで仕上げる
表面の凸凹などを、綺麗に整えたらアクリル絵の具で色付けします。
プラバン用にいくつかアクリル絵の具を持っていたので、それを流用しました。
絵の具は水で薄めず、ほぼ原液で使うと色むらなく仕上げることができました。
色を重ねるときは、完全に乾いてから塗らないと、下の色と混ざるので要注意です!
色を塗って、1日しっかり乾かしたら、ニスで仕上げます。
陶器のような仕上がりにしたかったので、今回は艶出しタイプのニスを使いました。
手芸屋さんでも売ってますが、ネットの方がお安いです。
2度ほど、重ね塗りをして、乾いたら協力接着剤でマグネットをつけ、完成です!
こちらは裏にコサージュピンをつけたブローチです。
えへへへ
— スイカ (@himesama_peki) April 15, 2022
続けてすみません💦
ブローチも作ってみたのです❤️❤️
ぽこさん(@poko_ill )の姫さまトートにつけました🥳❤️ pic.twitter.com/syRAfuf3i1
完成が嬉しくて、本垢(わんこ垢)でも載せちゃいました!
ブローチでもフィギュアでも、目は彫らずに直接描いた方が可愛いみたいです。
次回からはそのように仕上げたいと思います!
石塑粘土は失敗してもやり直せるので初心者でも楽しく作れます!
#動物のハンドメイド作品見せて
— スイカの粘土垢 (@nendo_suika) April 23, 2022
ペキニーズばかり作ってます🐶 pic.twitter.com/D0IIAv1GnC
ご覧いただきました通り、石塑粘土で作品を作るのはとても簡単です。
ちょっと失敗しても、次の工程でリカバリーできるので、神経質にならなくても
可愛いものが作れちゃいます!
実を言うと、下の写真の下段、左の薄色フォーンちゃんは
色塗りを何度も失敗して、グレー→黒→ベージュと塗り直しました。
アクリル絵の具は不透明なので、失敗しても上から違う色で綺麗に塗り直しできるのです。
なので、「失敗しても大丈夫」と気軽に作品を作ることができ、おすすめです!
気になったらぜひチャレンジしてみてくださいね!
広がれ!粘土の輪!(´∀`)ノ☆
最後までご覧くださり、ありがとうございました!
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