前回、粘土は楽しいよって記事を書きました。↓
今回は、作ってみてわかった石塑粘土で作品を作るコツ?のようなものをまとめました。
石塑粘土ってどんなもんかな、と興味のある方のご参考になれば幸いです。
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=3N8I7Q+555UOQ+348+2BETUP)
石塑粘土とは?
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/518fWQiUq5L._SL500_.jpg)
石塑粘土(せきそねんど)は、石の粉からできた粘土です。
乾燥後はヤスリや彫刻刀で削って仕上げることができます。
石の粉が原料なので、石粉粘土(せきふんねんど)と言われることもあります。
![スイカ](https://kininarusuika.com/wp-content/uploads/2021/09/suika..jpg)
乾いた後に、粘土を継ぎ足したり、
削ったりできるので形をつくるのが苦手、と言う人や
私のように初心者の方に作りやすい粘土だと思います。
![ひめさま](https://kininarusuika.com/wp-content/uploads/2021/09/08.png)
ヤスリで整えた後、
色を塗るのも楽しいよ!
石塑粘土はダイソーなど、100均でも「石粉粘土」で売ってますよ!
スイカはいろいろ調べて、初心者向きで扱いやすく、
乾くと軽くて強度もあるパジコのラドールプレミックスを使っています。
一つ買うと、かなりたくさんの作品を作れるので、
粘土遊びはコスパが良いと思います!
楽しいしね!
石塑粘土でのペキニーズマグネットの作り方
顔の土台を形作る
石塑粘土を適量取り出し、手で捏ねて柔らかくします。
扱いやすい柔らかさになったら、顔の土台となる半円を作ります。
![](https://kininarusuika.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_9969-225x300.jpeg)
![スイカ](https://kininarusuika.com/wp-content/uploads/2021/09/suika..jpg)
で、しばらく放置します。
![ひめさま](https://kininarusuika.com/wp-content/uploads/2021/09/08.png)
え?鼻とか耳とか付けないの?
まだ付けません。
土台を作ってすぐは、粘土がとても柔らかく、
持っただけで凹んでしまいます。
なので、ある程度放っておいて、少し固まってから耳などの他のパーツをつけた方が良いです。
土台ができたら、扱いやすい硬さになるまで
しばらく放っておく!
残りの粘土はラップで包んで保存容器へ
使わない分の粘度は、放っておくとカピカピになって使えなくなってしまいます。
ラップに包んで、保存容器に入れておきましょう。
保存容器には、濡らしたキッチンペーパーを入れるとさらに保存性が高まります。
耳・鼻などのパーツを土台につける
![](https://kininarusuika.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_0063-300x225.jpeg)
目と耳とたふたふがつきました。
左上三つはマグネット。右下三つはブローチになります。
パーツをつけるときは、水をつけた筆でこしゅこしゅして
接着する部分の粘土を少し溶かしてからくっつけると、綺麗に接着できます。
接着部分に爪楊枝などで小さな傷をつけておくと、さらに強く接着できるのでおすすめです。
大きな傷や凹みなどを見つけたら、この時に
濡らした指や筆、ヘラなどで整えておくと後が楽です。
乾燥後でも整えられますが、大きい傷などは割と大変なので
なるべくこの時に綺麗に仕上げておくと良いですよ。
ヤスリで整えるのは、意外と大変なので
乾燥前にできるだけ整えておく!
3〜7日ほど、しっかり乾燥させる
作品の大きさによりますが、三日ほど乾燥させます。
(裏面も乾燥できているか確認してから、次の工程に進みます。)
大きな作品の場合は、1週間乾燥する人もいるようです。
ヤスリやデザインカッターで形を整える
乾燥させたら、紙やすりやカッターで表面をなめらかに仕上げます。
紙やすりもデザインカッターも、100均で買いました!
紙やすりは小さく切って、たたんだり曲げたりして使うと、小さな作品にも綺麗にヤスリがかけられます。
かなり粉が舞うので、私は洗面台に立ってこの工程をやりました。
アクリル絵の具で色をつけ、ニスで仕上げる
表面の凸凹などを、綺麗に整えたらアクリル絵の具で色付けします。
プラバン用にいくつかアクリル絵の具を持っていたので、それを流用しました。
絵の具は水で薄めず、ほぼ原液で使うと色むらなく仕上げることができました。
色を重ねるときは、完全に乾いてから塗らないと、下の色と混ざるので要注意です!
色を塗って、1日しっかり乾かしたら、ニスで仕上げます。
陶器のような仕上がりにしたかったので、今回は艶出しタイプのニスを使いました。
手芸屋さんでも売ってますが、ネットの方がお安いです。
2度ほど、重ね塗りをして、乾いたら協力接着剤でマグネットをつけ、完成です!
![](https://kininarusuika.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_9996-300x257.jpeg)
こちらは裏にコサージュピンをつけたブローチです。
えへへへ
— スイカ (@himesama_peki) April 15, 2022
続けてすみません💦
ブローチも作ってみたのです❤️❤️
ぽこさん(@poko_ill )の姫さまトートにつけました🥳❤️ pic.twitter.com/syRAfuf3i1
完成が嬉しくて、本垢(わんこ垢)でも載せちゃいました!
ブローチでもフィギュアでも、目は彫らずに直接描いた方が可愛いみたいです。
次回からはそのように仕上げたいと思います!
石塑粘土は失敗してもやり直せるので初心者でも楽しく作れます!
#動物のハンドメイド作品見せて
— スイカの粘土垢 (@nendo_suika) April 23, 2022
ペキニーズばかり作ってます🐶 pic.twitter.com/D0IIAv1GnC
ご覧いただきました通り、石塑粘土で作品を作るのはとても簡単です。
ちょっと失敗しても、次の工程でリカバリーできるので、神経質にならなくても
可愛いものが作れちゃいます!
実を言うと、下の写真の下段、左の薄色フォーンちゃんは
色塗りを何度も失敗して、グレー→黒→ベージュと塗り直しました。
アクリル絵の具は不透明なので、失敗しても上から違う色で綺麗に塗り直しできるのです。
![](https://kininarusuika.com/wp-content/uploads/2022/04/FRBZuCxVcAAXLJV-1024x767.jpeg)
なので、「失敗しても大丈夫」と気軽に作品を作ることができ、おすすめです!
気になったらぜひチャレンジしてみてくださいね!
広がれ!粘土の輪!(´∀`)ノ☆
最後までご覧くださり、ありがとうございました!
コメント